2012年9月6日木曜日

天然カモフラージュ


よっぽど葉っぱが柔らかくておしいのか、出るたびにウリハムシなどに食べられてしまっていたヤマイモの葉。しかし、6月にウネの脇に植えた「エビスグサ」がゆうに1mを超える大きさにまで成長し葉を繁らせたせいか、最近はめっきりやれらなくなりました。これには虫がエサを見つける際には、まず「視覚」で判断するということが起因している気がします。この事実は最近、本で知ったのですが、虫はまず目で見て寄ってきて、次に匂い、次に質感で、それがエサや産卵場であるか判断するようです。これもひとつの「コンパニオンプランツ」としての効果ですが、さまに天然カモフラージュですね。

また、植物は、その葉の大きさくらいに根が成長しているといいます。…となるとこのエビスグサはかなりの広さまで根を張っていると想定されます。このマメ科の植物は「ハブ茶」として知られる「決明子」でもありますが、マメ科特有のチッソを土中に集める効果がありますので、それがヤマイモにも影響して生育を促しているのかもしれません。このコンパニオンプランツの成功例は、本などに載っていたわけではなく自己流で試したものだったのでちょっと嬉しくなりました。

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