2012年9月26日水曜日

紫黒米登熟


「紫黒米」がだんだんと黒くなってきました。最初は病気かな?とも思いましたが、調べてみたらこの品種は東南アジアで広く栽培されており、こんな感じに黒くなり、いわゆる私たちが食べている白米より熟すのに少し時間がかかるようです。(焦って収穫しないで良かった…。)しかし、そろそろ収穫しても良い頃だと思います。


中身はこんな感じに透き通った紫色です。黒米はこの色素である「アントシアニン」を含むものの総称で、この成分は視力回復や肝機能向上に効果があるそうです。そう言えば、「小豆」も同じような薬効があると以前本で読んだことがありますが、このためですね。


全体的にはまだこんな感じの色合い。もっと黒っぽくなると思うのですが…。黒米は、白米や赤米に比べ、高い抗酸化作用があるようです。つまり、放射線時代を生き抜かねばらない私たちにとって大変貴重な食料となるのです。

僕はこれから先の時代、薬による治療は完全否定という訳ではありませんが、より使う側が慎重にならなくてはならないと思っています。選択肢の多い分、自分で調べなくてはなりませんし、カラダの声に耳を傾けず鵜呑みにすることほど危険なことはないと思います。先人の知恵を知り、生活のなかに医食同源を取り入れたい、という想いでこの畑を作ったのが経緯でもありますし、祖父母年代の人たちの知恵を受け継ぐのは「今」がラストチャンスでもありますので、まずは自分で試して(笑)、知識を共有できたらなと思います。


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