2012年10月17日水曜日

野菜の陰陽


ふつう春に播種して冬に収穫、というのが定説の「ゴボウ」なのですが、春にそのタイミングを逃してしまった僕は夏の終わり9月上旬に播種してしまいました。というのも、普通の種類ですと生育に時間がかかりますが、これは短い状態で収穫できるタネであるからです。順調に行けば、2〜3月くらいには食べることができそうですが、果たしてうまくいくでしょうか??

ゴボウはじめ、ニンジン、ダイコンなど根菜類は冬場に収穫できる野菜でありますが、その時期に実るものには人間のからだにも必要なエネルギーが蓄えられています。マクロビオティックで言うところの「陰陽」(陽性は体を温め、陰性は冷やす)ですが、手足など末端の冷えは人間の体にとって免疫力を落とす大きな要因となりますが、これらを改善してくれるパワーがこの寒い時期に実る野菜には内包されています。逆に夏の果菜類などの野菜も然り、体を冷やし「中庸」をつくりだすことに貢献してくれます。

植物の生きる力と共生する、これも新たな調和の感覚だと個人的には思います。

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