2012年8月30日木曜日

秋じゃがいも播種


春先は親がやっていた他の畑にジャガイモを植え、見事に収穫できましたが、秋冬はこの空き地開墾畑でもトライしてみようと思います。定説として、まだ気温の高い時期にたねイモを蒔くので、腐るためカットしてはいけない、と言われていますが、色々しらべてみたら2〜3日乾燥させて切断面を「コルク化」させれば問題ないとのこと。(灰を断面につけるのもポピュラーなようですが、「ウイルス」でなく「腐る」ことが問題であるならこちらの方法がベターと判断しました) 直射日光で乾燥させると生育力が弱くなるらしいので、室内でそのまま放置。50~90%の湿度がベストだそうですが、ここ数日は残暑も厳しく高温だったのでちょうど良かったのでしょう、3日後にはカビることもなく表面だけ固くなりました。


ウネはクロマメの収穫を終えたところに穴を10センチほど掘って埋めました。その際、ここの土が「団粒化」が進んでいたことに気付き嬉しくなりました。掘り起こさない「不耕起栽培」では根による土の開墾を意図的に行おうとします。前作のクロマメは深く根を張る植物ですので写真のように団粒化が進んだのかもしれません。後作の植物はこの土のなかの隙間を縫って根を広げてゆきます。


まだ剪定した後、完全に枯れていないクロマメの株もありますが、ジャガイモが大きくなるころには土中で腐食し少しづつ分解されていくことでしょう。株間は25センチくらいですが、前作の株にぶつかってしまうところはご愛嬌でちょっと横に植えてあげました(笑)最後に株の間に少しだけ完熟堆肥(腐葉土)を入れてあげて播種完了。「畑は大きな味噌樽だと思え」との先農の言葉がありますが、不耕栽培もいよいよ本格的なトライへとシフトしてきたので、実にやりがいと楽しみを感じています。今年のノウハウは来年以降も必ず生きると思うので手を抜かずに、毎朝早起きして畑と向き合おうと思います。(実は写真は毎朝6時に畑で撮ってるものです!)


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