2012年6月27日水曜日

さらばビニールマルチ


オクラの畝には黒ビニールマルチをしていたのですが、この時期の降雨続きのせいか、畝の横に何と白いキノコが生えていました。恐らくこの畝は畑の一番端っこにあるので湿気がたまりやすいのかもしれません。特段問題があるわけではないと思うのですが、このままではビニールマルチの中はカビが生えるのでは?と思ったので、本などの基本的な栽培方法だと地温を上げるために黒ビニールマルチは必須と書いてありますが、思い切って取ってしまいました。対策として「もみがら薫炭」マルチを全体に敷いてみました。これによって、湿度のコントロール、地温の上昇、微生物の住処をつくるなど、色々な効果が期待できると思います。そう考えるとビニールマルチの存在って一体…??元来そういったビニールなどもなかった訳で、もみがらだってイネを収穫したら来年から使えるので、今後は、そういう廃棄しない使いまわしの循環型農法を少しづつ取り入れていきたいと思っています。化成肥料さえなかった戦前、前後の頃の農人の知恵には現代でこそ科学的にその効能が証明されているけれども、経験から導き出された素晴らしい答えが詰まっているということを最近は、僕自身も経験的に悟ってきました。


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