本日6/21は二十四節気の第十、「
夏至(げし)」です。言わずと知れた年間で最も日が長い日でもあります。また夏至とは期間を表す言葉でもあり、次の二十四節気の「
少暑(しょうしょ)」前日までのことを差し、各地で様々な風習や言い伝えが残されています。『菖蒲(アヤメ)咲き、半夏(ハンゲ/カラスビシャクのこと)生ず』と有名なものがありますが、実際自分の畑にはカラスビシャクは2ヶ月くらい前からいたるとこにボコボコ生えてきています、、。最近は球根状の根や茎が漢方として利用できることを知り、除草しないようにしてますがどこまで大きくなるのやら。まさにこの言葉が含まれる雑節の「半夏生」は今年2012年では7/1にあたり、関西の方では
タコを食べる風習もあるとか。またその年の稲作の吉凶をこの日の天候で占ったり、この日の収穫物は天から毒が降ってくるので食べてはいけないとか?むかしから農に携わる人間のあいだでは重要な日であったようです。またこの二十四節気の考えが中国より伝来した頃、現在は全くそのような雰囲気はありませんがアマテラスオオカミ=太陽信仰とリンクしてこの日が祝われるようになったそうです。不思議なことに北欧の方でも
伝統的に祭があったりと世界的に自然信仰とも大きく関わりのある重要な節目でもあるようです。
ツルアリインゲンも花が咲いた。
右下にはひょっこり半夏が。
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