2012年5月30日水曜日

競生原理


コマツナの株。朝は元気だったものが夕方には萎れてしまっていました。仕方なく間引き菜として食べるか〜と思って引っこ抜いたところ、いとも簡単にスポっと抜けてしまいました。これによって原因は「ネキリムシ」ということが判明。農作物の根を食べる幼虫たちの総称で、代表的なものにタマナヤガ、カブラヤガ、など蛾の幼虫やコガネムシなどの幼虫がいるそうです。そういえば最初にここを耕起したときにカブトムシの幼虫の小さいやつみたいのが大量にいましたが、今思えばそれらは皆コガネムシの幼虫だったのですね。対策については、現在リサーチ中です。



クロマメの株。2つ一緒に定植したものと、株を分けて定植したものの生育の差がはっきりしてきました。手前が一緒に定植したものですが大きさはすでに1.5倍くらいになってます。


植物も人間と同じように、隣に自分と違う存在を感じると、負けまいと大きくなろうとする性質があるようです。この競生原理はほとんどの植物に見られるようで、上の写真のコマツナも適度に密着されている株の方が生育が早い。ちなみに、この性質が顕著なのはニンジンだそうです。この考え方は自然農で栽培を成功させるヒントになるかもな、と感じました。


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