2012年12月4日火曜日

ゆずこしょう作りに挑戦



毎年我が家では親父が「ゆずこしょう」を作るのですが、これがまた絶品で、この季節、なべ料理などには欠かせない一品となっています。今年こそは自分でこれを作りたい!と思っていた矢先、向かいの造園屋さんの敷地内に実っているゆずを頂けることになったのでさっそく挑戦してみました。


さといもと交換で、お好きにどーぞって感じだったので自分で脚立を持っていって取ろうとしたのですが、ゆずの木は枝じゅうトゲだらけ。これでは鳥たちも食べることは出来ないだろうな〜と思いつつ、手が届く位置のものを十数個拝借しました。


レシピは超簡単。アバウトな分量ですが、ゆず10個分の皮に対して、赤とうがらし4~5本、塩小さじ2杯くらい。赤とうがらしは乾燥でもOKですが、生のものがあればそちらの方が味が丸くなるようです。自分の畑で、ギリギリ霜にやられなかった日光トウガラシの生のものがあったので今回はこちらで挑戦してみることにしました。


刻んだゆずの皮ととうがらしをフードプロセッサーに入れてなめらかにしていきます。とうがらしはあまり細かくならないので事前に包丁でよく叩いて刻んでおきます。この際、ここに皮を剥いて余っているゆずを一つ絞って汁を入れることによって、自然な酸味と甘みが加わり味にまとまりが出ます。またこの微妙な水分によってゆずととうがらしが混ざりやすくもなります。


フードプロセッサーで混ぜた後でも、なめてみると皮の食感が下に残るので、さらになめらかさを出すために擂鉢ですりおろします。これが見た目以上に大変な作業で、写真の状態にするまで一時間かかりました。味見ですでに舌はビリビリだし、真冬なのに汗だくです(笑)また、僕は全く大丈夫でしたが、目など刺激に弱い方はゴーグルをした方が良いかもしれません。


青いゆずと青とうがらしを使えば、一般的に市販されている青いゆずこしょうになります。風味や味はどちらでも変わりないと思います。我が家はいつもこの色ですが、食欲もそそりとても気に入っています。今回使った日光とうがらしは、一般的には青いものを食べ、あまり辛くないもののようですが、今年は暑かったせいか僕の畑のものは激辛が穫れました。ゆずとの相性も良かったようで、おいしいものが出来ました!保存も冷蔵庫で2~3ヶ月はできますので、これで今年の冬のなべ事情も安泰です!


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