2013年4月18日木曜日

用の美


昨年後半より始めた竹も自分でひごを作り少しづつかたちが作れるようになってきました。まずは基本の6つ目編みで色々トライしてます。これは一枚のひごを半分の厚みにしたものを、そのまま2本並べて編んでいます。


底には力竹(ちからたけ)を入れることにより、より強固にすると同時に安定感がでます。


CDがちょうど入る大きさで、10枚くらい収納可能。巷に溢れるプラケースを使うより、生活に彩りが出る感じがしますね。やはりこう言った生活に直結したものを作ることに自分は興味があるようです。どんな工芸品でも、最初は実用品からスタートしています。柳宗悦に代表される民藝運動で謳われている「用の美」は、90年近くたった今も現在進行形で進化しています。日々の生活における個人の「気付き」が何より大切ですが、これは社会を革命する鍵にさえなるんじゃないかと個人的には思っています。

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