2013年1月5日土曜日

賀笑


新年あけましておめでとうございます。

農に携わるようになってから西洋の暦に疑問を持ち続けていたので、いつもの年よりだいぶナナメに社会や世界を眺めていた正月でしたが、1月1日の日の出はやはり美しく心に染みました。

いま、ここにいて、この瞬間を感じ生きていること。同じ陸続きのどこかで、この瞬間も戦争や飢餓があるということ。日本でもいまにも戦争がはじまりそうな風潮があること。今年は理想の平和な社会のビジョンを見据えながら、地に足を付けて行動しようと決心しました。

信じる力の強さ、それは何にも代え難く、科学で証明することは決してできない奇跡だと思っています。だから皆が隣人を信じることが出来るようになれば社会はすぐにでも変わるはず…。個人の小さなアクションが社会に及ぼす影響。今年はそれを生活のなかで実践して小さな喜びを噛み締められれば、、そんな想いです。

2012年は大地震から一年後の栃木移住、畑の開墾、このブログのスタート、FBを通じて過去の友人との再会、新たな出会い、そして竹工芸への道…などなど大変充実したものでした。

いま、食べ物の作り方を学ぶ必要がある!と思いたっての「不耕起栽培」との出会いでしたが、そこには生き方そのものに影響する考えや感性が数多く内包されていて、またそこから導かれるように進んでいく道にも、より重要な教えがある気がしてなりませんでした。それはまるで「土の恩返し」とでも言うべき必然の導きなのかなとさえ感じましたし、明日はどんな面白いことがあるんだろう?というわくわくした気持ちで毎日を迎えられることほど幸せなことはないとさえ感じました。

皆が幸せを感じ笑顔で毎日を過ごすことができますように。
そう大地を照らしていく大きな朝日を眺めながら祈った元日でした。
今年もよろしくお願い致します。

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